


SCI-Arc 卒業制作最終発表。無事卒業できました。
話には聞いていたけれども、やはり最後の一週間はめちゃくちゃでした。土曜の夜にはどれだけほっとしているかと思うとプレゼンテーションまでの時間が永遠にも感じられるのに、あれもこれもとやることが多すぎて時間が経つのが本当に早かった。その狂った時間感覚だけでも目が回りそうなのに時間のことなど考えていないで淡々と作業を進めなければ効率が悪い。
Final Week には後輩の発表が順々に終わっていくのだから彼らを捕まえて手伝いを頼めばよいものを、そもそも誰に何を頼めばいいかさっぱりわかんないっっっ!とパニックしていたところを他のスタジオの発表を見に来ていた院卒の先輩方に救出され、あとちょっとで終わるんだからしっかりしなさいとなだめすかされようやく正気に戻った次第です。
Masuyama さんは手伝って欲しいなら言えばいいのに!と、Rendering を引き受けてくれました。Atsushi さんにも Modeling を手伝ってもらい、出てきた Render が私の範疇をを遥かに超えて綺麗だったので俄然前向きになれました。他にも、この視点の Rendering があると造形についてきちんと説明できないと発表でつっこまれるよ?とか、モデリング頑張ったのにこの視点からでは地面の見える割合が多すぎてもったいないよ。など、目の肥えた先輩方からの貴重なアドバイス、本当に有難かったです。
発表は最初の審査員のひとことめで流れが決まってしまうことがありますが、最初の jury が開口一番 “素晴らしい” と。発表の手順が良かったのか、私が力を入れた部分でのディスカッションになってくれて良かったです。触れられては答えに困る点もありましたから(笑) 発表以外でも私の作品の前で足をとめてじっくり見てくれたり写真を撮っていったりする人がいて、誰かが興味を持ってくれたと思うと嬉しかった。
仕事を頼れる誰かに任せること、
仕事を任せる為に後輩にいろいろ教えること、
逆に誰かが私に仕事を任せてくれること。
自分一人では手に負えない Thesis をやり終えて知った楽しみ。在学中はに余裕なくて気づけなかったやりがい。遅かったかもしれないけれど、これからはそれを仕事を通して楽しんでいこうと思います。
手には職 心にセンス 腹に意志。仕事のできる人になりたい。
5/12 に仕事が始まるまでのんびりしようと思います。
No comments:
Post a Comment