March 22, 2007

1:2 charrette

先週の金曜、去年のスタジオ先生から突然電話をもらい、“Yuki を奨学金候補に推薦するよ。” といわれました。こういう機会はありがたく頂戴することにして、言われた通りに校長室にポートフォリオを提出しました。他にも何名かのポートフォリオが各スタジオの先生からの推薦で集まっていました。

そして月曜、校長室から、“おめでとう” の電話。説明を聞きにいって、その選考がロス近郊建築大学各校代表2名で競うコンペの SCI-Arc 代表選考だったと知りました。(奨学金て、勝ったら‥ってことなのね。。。)

え``?!‥‥聞いてない。。。

?!SCI-Arc 代表?! まずいぞこれは。


問題がみっつ。
ひとつ
SCI-Arc は5年制建築大学。参加14校の中には2年制の短期大学も多い中、みっちり鍛え上げられた4、5年生を送り出し、毎年 (このコンペは一年に一回) 3位には入賞している。


ふたつ
その2年制短期大学には、私の出身校の CitrusCollege と PasadenaCityCollege も含まれ、それぞれの先生も温かくミマモッテいるに違いない。。。平たく言いますと、その後輩達には何が何でも負けられない。


そしてみっつ
これだけプレッシャーの要素が濃縮されているというのに、このコンペ自体が素晴らしく難しい。

とある会場にその代表者たちが集められ、8:00am~3:30pm にわたり監禁(笑)。使い慣れ、今や脳ミソの一部となったパソコンの使用禁止。紙からペンから定規から自分達で持ち込み、8:00amに課題が発表され、その場でアイディアをひねり出し全て手作りのプレゼンテーションをします。その6時間の速いこと速いこと。一年ほど前に PCC で同条件下で練習したことがあります。そのボードを振り返って見るたびに、6時間ありゃもっとできるだろうと思いますが、そうはいかないんです。










課題 “靴屋”。Sky と組みました。靴は地面との接点であることをアイディアにして、重力に逆らった靴のディスプレーを提案。練習ですが準優勝。












課題 “酸素バー”。2回目の練習。また Sky と組みました。空気の存在は普段は誰も意識しません。そこで店のあちこちで湿った、乾いた、冷たい、熱い空気をお客さんに吹きかる仕掛けを作り、空気の存在を意識できるようにしました。こっちの方が自信があったけど入賞ならず。

プレゼンテーションももちろん大切ですが、要はアイディア勝負。最高にあせった状態で面白いことを考えなければいけません。

コンペは 3/24 (Sat)、楽しんできます。

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